循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン
Guidelines for Diagnosis and Treatment of Sleep Disordered Breathing in Cardiovascular Disease(JCS 2010)
【ダイジェスト版】

治療推奨度(クラス分け)およびエビデンスレベル

 本ガイドラインでは以下の基準に従い,治療推奨度(クラス分け)およびエビデンスレベルの表記を行った.

〈治療推奨度〉
ClassⅠ:エビデンスから通常適応され,常に容認される.
ClassⅡa:エビデンスから有用であることが支持される.
ClassⅡb: 有用であるエビデンスはまだ確立されていない.
ClassⅢ:一般に適応とならない,あるいは禁忌である.

〈エビデンスレベル〉
A 複数の無作為化臨床試験あるいはメタ解析で証明された結果.
B 単独の無作為化臨床試験あるいは大規模な非無作為化試験で証明された結果.
C 専門医の間での合意事項,または,症例報告・レトロスペクティブ解析・レジストリに基づく事項,標準的と考えられる治療など.
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